おすすめジブリ映画3つについて語ってみる(質問箱)

質問箱

質問箱に来た質問を掘り下げていくコーナーです。

今回は「ディズニー派かジブリ派か」という質問について答えていきます、と言いたいところですが、前回結論は述べてしまいました。

ジブリ派です。ディズニーは好きじゃありません。なぜ好きじゃないかは、

ディズニーが好きじゃない理由を考えてみる」という記事をご覧ください。

今回は私が好きな、おすすめのジブリ映画を3つ、独断と偏見で紹介していきたいと思います。

ちなみに私は昔から、友人に「興奮するポイントがちょっとおかしい」と言われています。何のことかよく分からないでしょうが、記事を最後まで読んでいただければ分かると思います。

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その1 天空の城ラピュタ

1986年公開の作品です。空に浮く不思議な島に隠された秘密をめぐる大人の謀略や少年少女の冒険の物語です。

では、おすすめポイントを私見満載で紹介します。

ポイント① 色々メカメカしい

Wikipediaの情報によると、舞台は19世紀後半のヨーロッパを基にした架空世界だそうです。そのため、作品に登場するメカニックの多くは非常に機械的で、武骨な感じがします。オープニング映像も機械感満載です。メカニカルな動きが好きな人には、たまらないのではないでしょうか。

劇中には、軍の装甲列車などというゴツさの極みみたいな代物も登場します。列車の話題だけに脱線しますが、装甲列車って、強いんですかね? レールがないと走れないし、レールの上しか走れないし、脱線したら身動きできないし。

まあ、カッコいいんで、それだけで十分ですけどね。

ポイント② ロボット兵がカッコいい/かわいい

小さな頭に大きな胴体、長い腕に短い足という、人型でありながら人のシルエットとは大きく異なるロボット兵ですが、劇中では相当大暴れしています。何せ、手足を破損した状態の1機が軍の要塞を火の海にしてしまうくらいです。

一番カッコいいと思うのは、要塞で安置されていたロボット兵がシータの呪文で起動するシーンです。異変に気付いた兵士が扉を開けると、そこには起動して起き上がったロボット兵の姿が! ドアを閉められて機体が挟まれると、頭部のビーム砲で、ドアのついた壁を破壊し、シータを探して要塞内を歩きだします。銃撃をものともせず歩く姿からは、不気味さと目的を果たそうとする愚直さが見て取れます。

また、ラピュタの庭園で庭の手入れをしていた機体は苔むしており、小動物と戯れる姿も描かれています。

ロボット兵の魅力は書ききれないので、詳しくは本編を見てください。

ポイント③ 個性豊かな登場人物

ラピュタには、個性豊かな登場人物が多数登場します。真面目で熱いものを秘めた少年パズー、おしとやかでありながら芯の強さが時折光るシータ。他にも名言(迷言)で有名なムスカや怖い外見と裏腹に実は優しいドーラおばさんなど、魅力的な登場人物たちが物語を盛り上げます。

中でも注目は、ムスカとドーラおばさんです。物語序盤ではドーラおばさんは怖い感じがしますが、物語が進むにつれて、豪胆さを持ち合わせた優しい人物であることが分かります。一方のムスカは物語が進むにつれて、己の欲望を叶えるためならば手段を問わない、冷酷非情な人間として描かれています。いわば、対になるような関係とでも言いますか、捨てる神あれば拾う神ありと言いますか。一定期間以上付き合ってみないと分からない部分というものが、ありますよね。

その2 もののけ姫

1997年公開の作品です。舞台は中世の日本で、森を切り開いて製鉄を生業とするタタラ場の人々と、その人々の行いに抵抗した森の神や動物たちの戦いが描かれており、環境問題を提起する側面もあるかと思います。

ポイント① 緻密な風景描写

もののけ姫の舞台は日本ということもあり、風景描写が実に細かく表現されています。特に冒頭のアシタカの村周辺の風景からは、日本のどの地域化がおおよそ割り出すことができます。

ちなみに私は、割り出し方を大学の講義で教わりました。地理や植生の知識があれば、分かるかと思います。

皆さんはどこだと思いますか?

ポイント② 環境問題を考えさせられるストーリー

物語の主軸は、環境破壊とそれを取り巻く問題について、と言っても過言ではないと思います。製鉄のために山を切り開き、砂鉄を得るために山を削って川を汚し、野生動物の生息場所を奪っています。そうした人間の行いに森の神が怒り、人に危害を加えています。

この神を、自然災害と捉えれば、私たち人間が環境を破壊したツケが回って来たとも捉えることが出来るかと思います。自然を切り開かなければ発展できないのは事実ですが、健全な環境無くして健全な社会生活は送れないのだと思いますし、そう言った問題提起をしている作品だと思います。

ポイント③ サンがかわいい

Wikipediaによれば、ヒロインのサンは山神の怒りを鎮めるために生贄にされ、山犬によって育てられたそうです。凛とした雰囲気を纏い、人間への憎しみを胸に闘う姿は勇ましいですが、アシタカとの交流を持つ中で、年相応の人間の少女らしい一面を覗かせたりもします。

そのギャップが好みな人には、だいぶ刺さる設定なのではないでしょうか。彼女の儚げな雰囲気も魅力かと思います。アシタカとはうまくいったようなので、その後の話でもあれば見てみたいです。

その3 ハウルの動く城

2004年公開の作品です。呪いで老婆にされた少女ソフィーと青年魔法使いハウルの共同生活を主軸とした、魔法と不思議に満ちた物語です。

ポイント 城がカッコいい

他に魅力がないわけじゃありません。でも私がこの作品を見る大きな要因は、動く城を見るためです。この城、とにかくカッコいいのです。

ではどこがカッコいいのか。まずはその不気味で武骨なデザインです。城正面上部には、ラピュタなどでも描かれていたような砲塔が3基乗り、正面下部はまるで大きな口があるような、有機物と無機物を合わせたような独特のデザインが、インパクト大です。城のようにも巨大生物のようにも見えるその姿が、木が軋むような音とともに霧の中から現れるシーンは、まさに不思議の世界。

そして、カルシファーがいなくなるだけで崩れ去るという脆さ。城で消費されるエネルギーのすべては、城内のかまどにいる火の悪魔カルシファーが供給しており、カルシファーが城の外に出るだけで崩壊してしまいます。

大きな力には、制約が付き物。制約があるからロマンを感じ、情を移せるのではないでしょうか。

そして最後に、ボロボロになっても進む姿。物語終盤で崩壊してしまった城は、カルシファーの力を得て何とか移動可能な姿を取ります。しかし歩きながら崩壊し、最後には完全に崩れ去ってしまいましたが、ソフィーたちを守り抜きます。

カルシファー、よく頑張った。

エンドロールでは、再構成され、翼を生やした城が飛んでいく姿が描かれていました。

すごいな、カルシファー。

さいごに

いかがでしたか?

私が友人から「変わった視点をしている」と言われる理由の片鱗が見えたでしょうか。

ジブリ作品に限った話ではありませんが、作品のストーリーを楽しむだけでなく、ストーリーの裏に隠された作者のメッセージや作中の時代背景、描写のリアリティなんかに目を向けて観てみるのも面白いですよね。

記事を書いていたら、ジブリ作品が見たくなってきました。次に金曜ロードショーで放送される作品は何でしょうね。

ではまた。

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