質問箱に来た質問に丁寧に答えていこう、のコーナーでございます。
どうも、陽野です。今回は、コミュ障の克服の仕方についてです。
克服の仕方と言っても、何かの知識を元に実践したわけではなく、私が生きてきた中で、こうすれば多少はマシ、と言う程度のものです。第一、
コミュ障を克服しきった訳ではありません。
まだまだ苦手です。でも、否が応でもコミュニケーションを取らなければならない場というものもあります。そんな場を経て編み出した方法で良ければ、読んでみて下さい。もしかしたら、あなたのコミュニケーション苦手を緩和できるかもしれません。
結論だけ見たい人は、目次から結論に飛んでもらえれば、見ることができます。
ちょっとだけ経緯説明
本題に入る前に、少しだけ私がコミュニケーション苦手になった経緯をお話しようと思います。
私は父親の影響を強く受けて育ちましたが、父は良くも悪くも自分の考えをしっかりと持った人で、その性格ゆえか地元の人とは折り合いが付かず、私も家の中で遊ぶことが多い幼少期を過ごしました。
結果、対人スキルの発達が出遅れます。ゆえに、小学校入学後も盛大に躓きます。最初の小さな躓きがやがて大きくなり、いつしかコミュニケーションが苦手になっていました。
そんな私が不登校になるようないじめに遭わなかったのは、幸運か、超小規模校ゆえか。
中学で統合を経験し、多少はコミュ障も克服できましたが、それはたまたま気の合う人と出会えたからだと思います。高校は地元の学校に進学したので、新たな出会いはほとんどありませんでした。
つまり私がコミュニケーションに苦手意識を持った理由は、
・幼少期に対人スキルが出遅れる
・小学時代に友達作りに失敗
・小学校までの経験が、奥手な性格を形成
・形成された正確に基づいた行動が、非社交的
こういった流れを経ているのではないかな、と思います。
きっかけは、大学入試
コミュ障気味の自分をどうにかしようと思ったきっかけは、大学入試で推薦試験を受けることを決めたときでした。きっと就職希望でも同じ決意をしたと思いますが、面接を乗り切るためには、どうにかしてコミュニケーションスキルを磨かなければ、と思ったのです。
そこで私が一番初めに意識したのは、相手の目を見て話す、ということでした。もともと普段から気にしていましたが、より意識するようにしました。
ところが、面接練習の際に担当の先生から、「睨まれているようで目が怖い」と言われてしまいました。真剣なつもりだったのですが、元々目つきが良くないうえに、険しい表情になってしまったようです。表情を柔らかくするアドバイスも貰いましたが、抽象的でよく分かりません。
結局推薦対策で分かったのは、やはり円滑なコミュニケーションは難しい、ということでした。
コミュニケーションも学費のうち
結局私は推薦で狙っていたところとは別の大学に、一般入試で合格して入学しました。
入学後は友達作りをしなきゃと思っていましたが、同じ高校出身の人と仲が良かったこともあり、その人の友達と関係を築きました。コミュ障の人の中には、気の合う人となら話が出来る、という人もいるかと思います。その気の合う人を探すのが大変なわけですが、私の場合は運が良かったのだと思います。
一方で、講義の中では仲の良い人ではない人と話さなくてはならない機会も出てきます。そういう場合は、自分にこう言い聞かせていました。
経験に金を払っているんだから、金を無駄にするな、と。
半ば義務教育みたいになっている高校とは異なり、大学は自分なりの目的意識を持っていなければ、取り残されてしまいます。とは言え一口に大学と言っても様々ですので一概には言えませんが、私の通っているところは、そうだと思っています。実際、辞めていく知り合いも見ています。
そして大学の学費は、高価です。私は国公立大学に入学できたので大学の中では安価な方ですが、それでも年間50万以上の学費が掛かります。
なので、同じ学費を払うならより多くの経験を積んだ方がお得です。とは言えあれもこれも手を出すわけにはいかず、私自身いわゆる意識高い人でないので、無理のない範囲で頑張ることを決めました。それが、コミュニケーション苦手を克服する、ということです。
そのために行ったのが、赤の他人とのコミュニケーションの場を活かし、苦手克服の機会とする、ということでした。講義の中で、自分の意見を分かりやすく伝える努力をしたのです。大それたことではありません。ただ機会を無駄にしないよう、気をつけただけです。でもその意識をするか否かが大切なのだと思います。
コミュニケーションも仕事のうち
大学に入ってからアルバイトも複数経験しました。と言っても単発のものばかりですが、単一のアルバイトを継続している人とはまた別の経験が出来たと思います。
仕事の中では、どうしてもコミュニケーションを取らなければならない機会が多々あります。当然ですよね。円滑で確実な業務進行には、コミュニケーションは欠かせません。でも苦手。ではどうするか。
やるんです。
お金を貰って働いているのですから、多少嫌でもコミュニケーション取るんです。私なんかが大きな口を叩くのは気が引けますが、嫌なことも含めて働いた対価が、お給料なのですから。
私自身そういったスタンスでバイトしていたら、必要なコミュニケーションは取れるようになりました。そしてバイト中以外は、コミュニケーションを生きていくうえで欠かせない仕事の一つとして捉えることで、多少は苦ではなくなりました。
結論
結論と行きましょう。
コミュニケーションだけでなく、苦手なものがある人にとっては、それを克服しようとすることは労力がかかりますし、大変です。でも、もし克服したいのなら、その苦手と向き合わざるを得ない状況を作り出してしまうのも、1つの手だと思います。私の場合は、大学での講義とアルバイトが該当します。
人間、必要に迫られたら、やるもんです。それでも出来ないときは、苦手云々の話ではないのでしょうね。若造の戯言ですが。
今回は私がコミュ障を少しでも克服するためにとってきた行動や、考え方を紹介してみました。お金を絡めた考え方は、損得勘定で考えやすいので、オススメです。
この記事書き終わってから気付きましたが、この記事、誰を対象にしてるんだろう……?
ではまた。
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