
8月第2週発売のだんごむしガチャ第4弾に、だんごむしじゃないお友達が追加されましたね。
そのお友達の名前は、「まんまるこがね」。
小さな、丸くなることが出来るコガネムシです。
甲虫でありながら丸くなるギミックや、丸まり具合が非常に気になるところですね。
今回はお目当てであるこの「まんまるこがね」を無事に入手することが出来たので、さっそくレビューしていきたいと思います。
ちなみに入手できたのは、9月の16日でした。やっぱり発売の約1カ月後なんですよね。
では行きます。
そもそも「まんまるこがね」って?
そもそも、まんまるこがねってどんな甲虫なんでしょうね。
だんごむしガチャの製品に同封されている「だんごむし新聞第4号」によると、
大きさ5㎜ほどの小さな甲虫で、アリやシロアリの巣の中でよく発見されています。危険を感じるとだんごむしのように体を丸めて球体に変形します。
だんごむし新聞第4号
だそうです。
また、多くの種類があること、熱帯地方に生息し、日本では南西諸島に生息していると書かれています。
体長5㎜の虫自体、摘まもうとすればかなり神経を使うと思いますが、そのサイズが丸まるとなると、掴むのは相当難しそうな気がします。
本物のマンマルコガネ(本当はカタカナ表記)の綺麗な写真がナショナルジオグラフィックのウェブページに掲載されていたので、気になった人はこっちの記事を見てみて下さい。
マンマルコガネについて何となく分かったところで、本レビューに進みたいと思います。
まんまるこがねのスケールは2000%!
前述しましたが、このマンマルコガネという甲虫は、約5㎜というとても小さな生き物です。当然、一口にマンマルコガネと言っても様々な種類がある訳ですから、全部が全部5㎜程度という訳では無いと思います。
今回商品になったマンマルコガネの体長は5㎜らしく、本製品はその2000%スケールとなっております。
その全長、約10㎝!
1000%スケールのだんごむしと遜色ないボリューム感を誇ります。

まんまるこがねのここがすごい
その1 見事な変形・構造
マンマルコガネが危機を感じると丸くなる習性があることは既に述べました。
本製品はその変形を見事に再現しています。
具体的な変形工程としては、頭と胸を丸め、板状の足で隙間を埋めるといった形で変形します。
甲虫ですし、ダンゴムシとは体の根本的な構造が異なるので完全な球体になる訳ではありませんが、見事な球形に変形します。

また、丸くなるとつぶらな瞳が正面に向きます。まさに、愛嬌の塊と言った可愛らしさがあります。
昆虫が苦手な人でも、このマンマルコガネなら可愛いと思えるのではないでしょうか。
ちなみに足の付け根はボールジョイント、関節はヒンジとなっています。付け根のボールジョイントには渋みがあるので、多少は表情をつけて飾ることが出来ます。

本製品で最もすごいと思った点は、触角も可動する点です。
付け根はボールジョイントとなっており、丸めるときには触角の先端を内側に向け、展開するときには外側に向けることが出来ます。

ただし触角はかなり小さいパーツとなっており、ジョイント部分はかなり渋いので、丁寧に扱った方が良いかな、という気がします。
触角自体はシリコンのようなパーツで出来ており、折ってしまうようなことは無いと思いますが、ねじ切ってしまうようなことはあり得るのかな、という感じがします。
なお、まんまるこがねには、ダンゴムシのように丸まった状態を維持するためのピンなどの構造はありません。頭部と胸部の2か所にある蝶番にクリックがあり、カチッという訳ではありませんが、丸まった形状を維持できます。
その2 リアル(?)な質感
私は本物のマンマルコガネを見たり触ったりしたことは無いのではっきりと言うことは出来ませんが、リアルな質感をしているな、と思います。
というのも、外殻全体が軽くざらついていて、甲虫の外骨格のざらつきを表現しているように見えます。

だんごむしはどの弾でもツルっとした外殻をしているので、マンマルコガネだけ表面の質感が異なるところを見ると、リアルさを追求した結果かな、と思います。
脚周りにも細かな文様や棘などが再現されていて、細かなところまで質感が追及されています。2000%というスケールだからこそ実現した表現なのでしょうね。
さいごに
いかがでしたか?
500円ガチャにふさわしいボリュームと遊びごたえのある商品だと思います。
質感もよく、リアルさが追及されていますが気持ち悪さはなく、可愛さが前面に押し出されているので、虫が苦手な人にとっても親しみやすいのではないでしょうか。
気になった人は、ぜひお近くのガチャマシンを探してみて下さい。
ではまた。
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