こんにちは。陽野一です。
ガシャポン戦士f11のレビュー第2回目になります。
前回はジムを紹介していますので、あわせて読んでみて下さいね。
ガシャポン戦士f11の概要なども前回の記事にまとめてますので、本記事ではシャア専用ズゴックのレビューのみを行っていきます。
では行ってみよー。
デフォルメの効いた可愛らしいシャア専用ズゴック
第一印象、やっぱり可愛い。
モビルスーツというのは全高18m程度の人型兵器ですが、機体によっては「可愛い」という評価を得ている機体もあります。
有名どころはアッガイですが、このズゴックも十分可愛いと私は思います。
一見カニにも見える特徴的なシルエットが、いいバランスでデフォルメされていると思います。
赤い分、余計にカニっぽいですね。
ジム同様、立体感がしっかりとしています。胸部のダクトやコックピットハッチが塗装されているのがいいですね。
手のアイアンネイルは閉じた状態と開いた状態のものが1つずつ付属します。左右で交換することは出来ますが、どちらも閉じた状態もしくは開いた状態には出来ません。
造形に見合った十分な可動域
組み立てキットであるガシャポン戦士fは、骨格の構造が共通です。当然ながら、ジムとも共通の内部構造をしています。
ところがズゴックは胴体がずんぐりとしているほか、首から上が存在せず、腕は蛇腹構造なので肘がありません。
そのため可動箇所は、ボールジョイントによる肩の付け根と、腰の回転、太ももの付け根での可動のみとなっています。
また、胴体の幅が広いために、肩関節の位置が奥まり、脇が閉められません。肘も曲がらないので、腕は前後に向ける程度しか出来ません。
しかし、シルエットを優先すればこういった仕様になってしまうと思いますし、可動域の狭さはデメリットには感じません。
モノアイも可動しないので、ジオラマ風に飾ろうとすると視線が明後日の方向に向いてしまいますが、そこは目を瞑るしかなさそうです。
塗装が出来る人は塗り直してみてもいいかも知れませんね。
では、いくつかポーズを取らせてみましょう。
でんと立ったまま腕部メガ粒子砲を向けて。この視点だと、ジャブローでシャアと対峙するアムロの視点ですね。
後ろにジャンプしながらの、メガ粒子砲発射。このキットにも台座が付属してるので、空中でのダイナミックなポーズを取らせることが出来ます。
腰にスカートがない分、ジムよりも大きく足が上がります。足の裏の造形も、スクリューが作り込まれるなど、非常に精密です。
最後に
いかがでしたか。
ジムと比較すると可動箇所や可動域が減っていますが、特徴的なシルエットが綺麗にまとめ上げられた、お手ごろ価格の可動フィギュアだと思います。
余談ですが、私の大学の恩師もガンダムが好きで、今回シャア専用ズゴックを入手したのは、淡水域の調査をしている恩師に、ビンで保存された淡水性甲殻類の標本よろしく、ビンに詰めてプレゼントしようかと思ったからです。
でも、都合よくジムも手に入ったので、「ジャブローで生物相調査していたら、闘っていたシャア専用ズゴックとジムを偶然採捕した」と言ってプレゼントしてみようかとも思ったりしています。事態が収束したら、久しぶりに大学に遊びに行ってみたいなあ。
話は変わりますが、本製品はランナーパーツも封入されている、組み立て式のキットです。ランナーからパーツを切り出す際には、工作マットなどを用い、ニッパーで切り出しましょう。
間違っても横着をして、手で持ったまま、カッターナイフだけで切り出そうとしてはいけませんよ? 私みたいに、指先をザクっとやって、シャア専用でもないのに赤くするんじゃありませんよ?
気になった人は、ぜひチェックしてみて下さいね。
最後に、ジムとシャア専用ズゴックが揃うことで出来上がる、あの名シーン風の構図と、その直後のシーン風の構図をどうぞ。
ではまた!
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