こんにちは。陽野一です。
タイトルの通りですが、今回は2020年6月第3週にガシャポンのいきもの大図鑑から、巨大なスズメバチが発売されました。
これまでだんごむしやダイオウグソクムシ、かめ、トラフカラッパを輩出してきただけあって、その精巧さに期待して、発売から約2カ月が経った今ようやく入手することが出来ました。
が、相当精巧で、かつ思ったよりずっとデカかったので、苦手な人にはかなりきつい絵ずらが陳列されますので、一応、閲覧注意、ということにしておきます。
最初に言っておく。このハチ、かーなーりデカい。
……失礼しました。
保険も掛けたことですし、さっそくレビューしていきたいと思います。
ではいってみよー。
いきもの大図鑑のスズメバチについて
の前に、少しだけ商品概要についてまとめておきます。
このスズメバチも、これまでのいきもの大図鑑の商品と同様にカプセルレスのガチャとなっていますが、一点だけ大きく異なる点があります。
それは、他のシリーズとは異なり、組み立て式になっているということです。
近所の店を探し回ること約2カ月、ようやく再入荷したスズメバチを入手して開封したい欲にあっさりと負け、未開封状態時の写真を撮影しなかったことが悔やまれますが、この賞品はスタンドの一部となる外殻パーツと余剰の外殻パーツに挟まれる形で、袋に包まれた組み立てパーツが入っています。
まあ、これまでの「丸くなれる」皆さまと異なり、ハチはどうあがいても丸くなれませんからね。
半面、丸くなるサイズに収める必要が必要がなくなったせいか、かなりのボリューム感となっています。
その辺も含めて、レビューしていきます。
巨大なオオスズメバチをレビュー
お待たせしました。まずはオオスズメバチを見ていきます。
何となく、サイズ感が分かっていただけたでしょうか。
全長は触角の先端までを含めて約14センチ、全幅は約19センチとなっています。
複眼と四枚の翅はクリアパーツが使用されています。翅は一部が組み立て式になっているほか、付け根はボールジョイントになっており、ある程度自由に角度を付けることが出来ます。
頭の付け根はボールジョイント、胸と腹の接続部分は前後可動する軸と左右可動する軸が組み合わさったジョイントパーツになっています。
ジョイントが適度に細いおかげで、ハチ・アリ系特有のくびれが表現されています。
脚は胸との付け根部分がボールジョイントで可動しますが、他の関節は可動しません。昆虫特有の二股の爪や節にある棘は軟質パーツで再現されています。
腹の警告色も綺麗に色分けされています。腹の後半は4段階に分割されており、蛇腹状に可動します。そのおかげで飛行状態時には逸らせて尻先を上げることや、攻撃状態時に尻先をほぼ正面に向けることができるようになっています。
可動箇所を活かして、攻撃状態を取ってみました。
大あごもしっかりと可動するほか、毒針の展開ギミックも再現しています。お腹の蛇腹機構を活かすことで、針先を自然と前に向けることが出来ます。翅は先端を少し上に向けるようにすると、より攻撃的に見えます。
脚は胸との付け根部分がボールジョイントで可動するのみですので、表現の幅は広くはないです。しかし、それはあまり気になりませんね。
それにしても、現実のスズメバチがこのサイズじゃなくて本当に良かったと思いました。
ちなみに、いきもの大図鑑の主力ともいえるだんごむしとサイズ感を比較するとこんな感じです。
台座の有無など、一概に比較できない部分もありますが、その巨大さが分かってもらえるかと思います。体の高さはダンゴムシの半分程度ですが、翅の幅が非常に広いので、ボリューム感は圧倒的です。
いきもの大図鑑シリーズでは最大のボリュームになっています。
巨大なクロスズメバチをレビュー
次にクロスズメバチをレビューします。
はい、精密造形。
シルエットとしては、オオスズメバチよりも腹の比率が大きく、ずんぐりとした感じになっています。
オオスズメバチよりは小柄ですので、前翅は一枚で造形されています。
また、組み立ててしまえば分からない構造ですが、オオスズメバチの脚の付け根は軸のあるボールジョイントに脚のパーツを差し込む構造をしていますが、クロスズメバチはボールジョイントと脚が一体造形になっており、パーツ数が異なっています。
にしても、黒と白のカラーリングがかっこいいですね。複眼も透明感のある黒で表現されており、表情の見えない顔がかっこいいです。遭遇はしたくないですが。
攻撃状態にしてみました。大あごや毒針のギミックはオオスズメバチと一緒で、荒々しい攻撃状態を取らせることが出来ます。
オオスズメバチとサイズ感を比較してみましょう。
写真だと頭部や胸、腹周りは明らかに大きいという気はあまりしませんが、翅の大きさが明らかに違います。目の前に置いてみると、この写真よりも大きさの違いがはっきりと分かります。
巨大なキイロスズメバチをレビュー
次に、キイロスズメバチを見ていきます。
造形自体はクロスズメバチとほぼ共通のようです。諸事情で今は手元にクロとキイロが揃っていないので断言はできませんが、写真では腹の形状が少し異なっても見えますね。
色彩や模様が実物通りに再現されているため、印象は大きく異なります。
攻撃状態にもしてみました。可動域や可動箇所なんかも、クロスズメバチと共通です。クロスズメバチよりも複眼の存在感があるので、表情が分かりやすいですね。
スズメバチ3匹を比較
スズメバチ3匹を並べてみました。
うん、怖いです。こんなサイズのスズメバチに追われた日には、死を覚悟せざるを得ませんね。
こうして比較してみれば、オオスズメバチの大柄さがよく分かってもらえるのではないでしょうか。
友達が私の持っていなかったキイロスズメバチを貸してくれたおかげで、3匹揃えた状態にすることが出来ました。そのおかげで、クロスズメバチはお嫁に行きました。ありがとう、友達。クロスズメバチをよろしくね。
遊ぶ時の注意点
精巧でボリューム感のあるスズメバチを楽しむことが出来る本商品は、カプセルの一部を組み立てることでスタンドを作ることが出来ます。
そのスタンドには2箇所関節があり、うち1箇所は組み立て時に用いてパーツの向きを変える必要があります。
この時、関節に無理な力を加えないで下さい。関節は六角形の受けとピンから出来ているので、外して任意の角度にしてから差し込んでください。
私はこの関節をクリック式のものだと勘違いし、「硬いクリックだな」と思いながら力を加えて受けパーツを割ってしまいました。下の写真だと、赤いまるで囲った白化している部分が割れてしまった部分です。
こういう過ちを犯してしまう人は多くはないと思いますが、一応注意点として書き記しておきます。
さいごに
いかがでしたか?
6月の発売から探し回り、2カ月経ってようやく手に入れることが出来ましたが、本当に買ってよかったと思える出来栄えとボリューム感でした。
興味はあるけれどまだ手に入れてはいないという人には、ぜひ手に取ってみて欲しいと思える商品です。ちょっとした田舎ならまだガチャの在庫がある可能性がありますので、探してみてはいかがでしょうか。
お値段はちょっと張りますが、コンプセットを購入するという手もあります。興味がありましたら、是非チェックしてみて下さいね。
ではまた!
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